レッサーパンダ(小熊猫)の情報を提供。Pop'n Callは動物園・遊園地を対象に活動しています。

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西山動物園
2003年7月21日
「カメラでZOOっとおともだち」イベント当日

西山動物園エリアマップ


さとうさんとの待ち合わせの時間は、朝7時半。
外をのぞいてみると車が移動している。え?もう起きてんの?早え〜と思いつつ合流。

途中コンビニにより、フィルムと朝食をゲット。
ついでに、食玩ゲット!。
予定より(予定通り?)早く、西山動物園に到着し、車の中でお食事タイム。

キャンピングカーでキッチン、ベット付きの車は使いやすいだろうなぁ、と思っていたのですが、実はそうでもないらしい。
前日の交流会で話題に上がったのですが、トランクにあたる部分がベットになってたりするので、実際荷物がたくさんあると、寝るところが狭くなるらしい。
内装は海外でセッティングされてくるため、備品(コップとかいろいろ)もついてくるらしく、使ったことが無い装備品もあるとか。
実際はバン(でのいいのかなぁ)を改造したほうが、安く尽くし実用的らしい。

そういや昔、ロードスターに乗ってた同僚がいましたが、彼の車も荷物詰めなかったなぁ。
しかも、後部座席の窓割れてたし。。。(実用性といえば、ある意味実用はあったなぁ〜(謎笑))

そういえば、さっき「世界名作劇場」の食玩買ってきたなぁと思い開けてみる。
いでよラスカル!。。。
パトラッシュだった。
「ちっ!」とおもいつつ、あることに気づく。
「お菓子入ってないじゃぁ〜ん」
確かにどこにもお菓子が入っているなどとは書いてない。思い込みって怖い。。。

お菓子入ってないと、親におねだりしても買ってもらえないじゃないですか。(子供時代ですよ)
「ラムネでも入ってれば、お菓子買って」って言えるのに。
そうやってよく買ってもらってたなぁ。

って、「背中暑ぃ〜〜」
天気予報は雨?誰が言ったの?という位にドぴーかん!暑い!暑過ぎる!
倒れるかも。。。
いざ出陣。

今回はレッちゃんさんも参加されると言うことで、わくわくしながら西山動物園へ。
およそ20人といったところでしょうか、参加者の方々がぞくぞくと集まって来ます。手に手に立派なカメラを持って。
少しでも良い写真を撮りたいと、皆さん熱心にさとうさんのお話に聞き入っています。一通りのお話の後、いざカメラを持って、レッサーを撮ろう!スタート。

レッサーパンダは比較的撮影の難しい動物らしいです。顔は白い部分が多く、お腹は真っ黒、横からのアングルはまあまあ大丈夫なようですが。
そういった動物を上手く撮影するにはどうしたら良いのか、ってのが今回の主題です。

みなさん、課題を与えられ、おのおの好きなようにレッサーを撮影されてました。
レッサーばかりではなく、ぬいぐるみの撮り方や、自分が持っているタイミングと実際にシャッターが切れる時間にどれくらいの差があるのかを知るために、メトロノームや振り子、時計なんかも撮影しました。

日ごろ自分が如何に画像ソフトに頼っているのかが分かりました。
アンダー気味でも形さえ写っていれば、何とかなるって考えはやめましょう。
「適正露出で撮影すれば、晴れの日も曇りの日も関係ない」この一言が効きました。

お昼休み
京都市動物園の獣医さんも参加されており、動物とフラッシュの関係が話題になりました。
動物に対して、フラッシュをたいていいのか?
写真家の間でも聞いてみたらしいのですが、フラッシュに関してはまったく問題ないらしいです。
むしろ嫌がるのは「音」の方で、何か落としたり、フラッシュ音がうるさかったりするようです。
ただし、コレに関しては、動物がまぶしくなさそうとこちらが判断しているだけで、医学的にどうなのか?
ということになりました。
確かに、人間もフラッシュを浴び続けると目がおかしくなります。(そんなに浴びたこと無いけど。。。)
特に問題は無いでしょうとのことですが。微妙です。

フラッシュをたかれると、動物達ではなく人間が迷惑すると言うことで決着しました。(笑)

あっという間に講座終了の時間。
何か1日では物足りない…。もしかしたら、今回のイベントを機に、次回は数日の講座のイベントが開かれるかもしれません(お願いであったりもして…)。貴重な話がたくさん聞けた、充実した取材旅行でした。
さとうさんにもお世話になり、ありがとうございました。
次回はいつだろう〜?今から待ち遠しい!

で、本題。
本日のレッサー当番は「タカシ」くん「ヒサシ」くんでした。
撮影に入る前には教えてもらえなく、どの子か当ててみてくださいとのことでした。

レッサーの当番組み合わせですが、
タカシ(オス):1993年7月19日生
ヒサシ(オス):1993年6月30日生
比較すると
タカシ:毛が長い・色が濃い・大きい
ヒサシ:毛が短い・色が薄い・小さい

チャチャ(メス):1997年6月17日生
ララ(メス):2000年6月27日生
比較すると
チャチャ:エラが丸い
ララ:エラが角ばっている

チャタ(オス):2002年5月25日生
キララ(オス):2002年5月29日生
比較すると
チャタ:毛が長い・色が濃い・大きい
キララ:毛が短い・色が薄い・小さい

ランラン(メス):1987年7月26日生
リンリン(メス):1986年7月5日生
比較すると
ランラン:色が濃い・鼻が高い・大きい
リンリン:色が薄い・花が低い・小さい
(当日の資料より)

ということです。

撮影の途中で、飼育員さんのお話を聞けました。

現在、西山動物園では、公開用舎屋で8頭、裏の舎屋で6頭の全14頭を飼育されています。
今まで40頭生まれ30頭が大人になったそうです。
一番最近に生まれたレッサーは「キララ」と「チャチャ」で、初代から数えて4代目にあたります。

全体的な特徴としては、体重は5Kg前後で、オスが若干大きめ、オスとメスの区別はほとんどつかないそうです。
1才半で繁殖能力が付き、10才位までは繁殖可能。
耳の中や足の裏まで毛が生えていて、防寒対策は万全のようです。
真夏にコート着てるようなもんですね。(恐ろしい。。。)
目は余りよくないみたいです。

食事は孟宗竹を週一回業者に頼んで、14〜15本、1頭が1週間で1本食べる計算だそうです。
特にビタミンや栄養剤は与えておらず、オレンジ、りんご、粉ミルクなどを与えているそうです。

月一回は体重を量り、体調によりご飯の量を調節。
また、「蚊」にさされて心筋梗塞になったりすることもあるそうで、フィラリアを防ぐ薬を毎月のませているとのことです。

レッサーパンダの容姿についてですが、樹上生活をしているため、下から見たときに木漏れ日などでカモフラージュできるようになっているのではないか、と言われていました。

ちなみに、噛み付くとじわじわと力を入れてくるらしいですよ。

なにはともあれ、楽しい一日でした。
詳しい様子は「ズーっといっしょに」(http://zootto.net/)のイベントコーナーで見れます。

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